2003年3月に、『この地域で一番髪に優しい美容室を作ろう！！』
そう考えて、当時最強と言われていたトリートメントを猛勉強してお客様に施術していました。

当然のことですが、お客様がお帰りになるころには髪が生まれ変わったかのようにツルツルの艶髪になるんです、
ですが・・・トリートメントだけでは限界がありました。

おかしい、なにが違うんやろ。
あんなに綺麗な髪になって喜んでくれてたやん。
そんなある日、別の気心の知れたお客様にこう言われたんです。

『帰るときにはめっちゃツルツルになる、けどそれはその時だけで長続きしないねん。』

この言葉に気付かされたのは、美容師が思うことと、お客様が思うことの大きな違いでした。
それからまた、日本全国からいくつものメーカーより何種類もの薬剤を取り寄せ、日本各地の技術勉強会に参加し、本当に良いものだけをコストにとらわれず扱うようにしました。

髪は人それぞれの太さや硬さ、クセなどがその人の個性であり、またコンプレックスともなります。
良いものを使い、髪のコンディションを良くするだけでは、思い描くスタイルにはならないことも多くカットやカラーやパーマ、縮毛矯正などの技術が必要になります。